貝印特別賞・・・

器具をもっとも大切に扱ったチームに与えられる、とても名誉な賞です。

本学園で一番大切にしていること。

それは、「調理器具を大切に扱うこと」です。

これは、調理実習の始めに毎回生徒全員で唱和する「調理師の心得」の一つであり、この理念のもと、衛生面での指導の徹底を心がけてきました。その何十年と積み重ねられてきた伝統が、この大会で評価されたのです。これは参加した生徒はもちろん、教職員全員が声をあげて喜びました。

大会中、司会の方に何度も言われました。
「育成チームの作業台はいつ見ても何もない！」

これはテレビ番組を作る上では非常に厄介なことかもしれません笑
ただ、調理業界では最高の褒め言葉なのです。

作業台は常に清潔に！

この言葉を胸に、育成チームは日々練習を重ね、大会に臨みました。

一つ作業が進むと同時に、使い終わった道具を片付け、そして作業台を丁寧に磨く。
この行程が見事に体に染みつき、滞ることなく作業が進んでいきました。
審査員の方々もその点を高く評価され、当日観覧していた我々教職員にも数多くの質問をされました。

「できました！」

作品が完成した後、他のチームは片づけに入ります。しかし、育成チームはもうすでに片づけを終えた状態で、作品ができたことを告げました。これもまた周りを驚かせました。

そんな中、勝ち取った「貝印特別賞」。

育成学園がこれまで大切にしてきた調理の精神が評価され、形となったものです。
このような名誉な賞を頂き、我々も感動しています。これも日頃より育成学園を応援して頂いている皆様のおかげです。この機会に御礼申し上げます。これからも宜しくお願い致します。

そして、中田くん、中川さん、横山さん、改めて　おめでとう！！

次は「優勝」！！

さあ、次なる挑戦者は誰だ？！
頂点目指して頑張っていきましょう！