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食育王全国大会、第3位!
遅くなりましたが、皆様年末の「食育王選手権」のテレビ放映はご覧いただけたでしょうか。
毎年福井で開催される全国高校生食育王選手権。福井は、「食育」という言葉を日本で初めて使った「石塚左玄」が生涯の食への考え方を育んだ土地であることから、平成19年から全国の高校生を対象に食育王を決める大会を行ってきました。
他の大会よりも難易度は高く、まず予選では食に関する問題、そしてある課題に基づく小論文が課されます。そして本戦でも1.食育体感クイズ2.食育チャレンジ対決3.テーマに合わせた料理作り&プレゼンテーションという3つの課題があり、ただ料理の技術を競うだけでなく、幅広い能力が問われる大会となっています。
第12回となった今回の大会では、全国から303チームが応募し、予選を勝ち抜いたのが10チーム。育成では今回初めて参加し、全国大会へ出場することができました。
全国大会が決まってから1か月弱。調理部のメンバーは、プレゼンの準備、食育チャレンジ対決のための研究、そして料理作りの練習など、毎日遅くまでたくさんの課題に追われる日々でした。その中で、初出場ということもあり、たくさんのハプニングもありました。それでも出場した3人以外のメンバーも一緒になって協力し合い、大会当日を迎えたのです。出場した生徒の一人はまだ1年生で、入部して間もない生徒です。しかし、3人それぞれが互いの個性を認め合い、それぞれ自分が生かせる場所を見つけてやっていたように思います。
そして全国大会当日。緊張しながら見守る私たち教員とは違い、彼らは堂々としていて終始落ち着いていました。クイズで間違えても動揺せず、周りのチームより遅れをとっていてもマイペースを維持して。特に食育チャレンジ対決は、彼らの良さが発揮されました。どんな料理ができるか私たちにもわかりません。その場に用意された材料からレシピを考えて料理を完成させるのです。完成した料理を見て、私たちはこれはもしかして良い賞を頂けるかもしれないと期待してしまいました。ひいき目ですが、一番盛り付けが美しく、食べてみたいと食欲をそそる料理だったのではないかと思います。
その後のプレゼン、テーマ料理も順調に進み、ついに結果発表。結果は、なんと第3位!初挑戦でこの大躍進には本当に驚きました。会場にいる誰もが予想していなかったと思います。改めて本当に本当におめでとう!!これからの調理部の活躍がますます期待されます。皆様ご声援ありがとうございました。
出場生徒:3年生 村上 龍 ・ 森 天音 ・1年生 塩田 綾香